エンディング:夜明けに響く鎮魂歌
[υ] - εγλ 0007/10/5 ミッドガル


ジルコニアエイドの体から光の粒子のようなものが溢れだす。

ロッド「やったのか・・・?」


画面切り替え。
荒野を走るレノとルード。
立ち止まり、空を見上げる。
上空にはジルコニアエイド。

レノ「あれは!?」

ルード「ジルコニアエイドか?」

レノ「崩れていくぞ、と」

ルード「ロッドたちか!?」


画面切り替え。
ジルコニアエイドが作りだした異空間にいるロッド。
世界全体が激しく揺れている。


「まずい、すごい衝撃だ」


地面が崩れ始めた。


ロッド「(避けきれない!)」


画面切り替え。地上のレノ、ルード。
上空のジルコニアエイドの体が崩れ始める。

ルード「落ちてくる!?」

レノ「ロッドーーー!!」


ジルコニアエイドの体から閃光がいくつも放たれる。
ミッドガル上空が光で覆われ、ジルコニアエイドが消滅。





画面切り替え。

ミッドガル八番街、モミの木の前にエアリスが立っている。

エアリス「!」

空を見上げるエアリス。

エアリス「雪・・・?」

エアリスが見たのは、満天の星空。
そこから雪のような光の粒子が、いくつもいくつも地上に降り続けた。





暗闇の中、携帯電話が落ちている。

鳴り続ける携帯。

しかし、誰もその携帯に出る事はなかった。



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