第8章:闇にも屈せぬ光
[υ] - εγλ 0002/1/16 AM11:00 アイシクルロッジ


アイシクルロッジ雪原に、神羅兵が整列している。

神羅兵リーダー?「整列!!これよりアバランチ拠点壊滅作戦合流地点へ向かう」

エッサイ、セバスチャン、ロッドもいる。

セバスチャン「ずいぶん集まったもんだな」

エッサイ「社長がそれほど本気ということだ」

セバスチャン「こりゃ失敗は許されないな」

エッサイ「なんとしてもあの施設を潰す」

ロッド「なぁ、派遣されてきたソルジャーがいないぞ」

エッサイ「心配いらない」

セバスチャン「あいつならきっともう来てるはずだ」

???「がーすぴーzzz・・・・・・がーすぴーzzz」

どこからか謎の大音量(いびき)が。

ロッド「な、なんだ? この音は・・・」

???「がーすぴーzzz・・・・・・がーすぴーzzz」

近くに止めてあるトラックへ画面移動。音はそこから聞こえる。
トラックに呼び掛けるエッサイ。

エッサイ「おい、起きろ。いつまで寝てるつもりだ?」

???「ん? んがっ! 寝過ごしたかっ」

トラックから降りて来たのは、大剣を担いだザックス
エッサイに駆け寄るザックス。

エッサイ「久しぶりだな」

ザックス「エッサイか!久しぶりっ」

エッサイ「寝心地はどうだった?」

ザックス「まぁまぁだな。お前らが来るの遅すぎなんだよ。待ちくたびれて寝ちゃったんだ」

普通の人だったら寒さで凍死しちゃうでしょうが、
さすがザックス!!!

ロッド「あんただな。派遣されてきたソルジャーは」

ザックス「そう。俺はソルジャーのザックス・・・であんたの名前は?」

ロッド「タークスのロッドだ。よろしくな」

ザックス「ロッドだな、よろしく!」

セバスチャン「ザックスがいるなら安心だ。この作戦はきっと成功する」

ザックス「セバスチャン、違うだろ?作戦が成功するのは俺がいるからじゃない。ここにいる全員が力を合わせて頑張るからだ」

エッサイ「ザックスらしいな」

ザックス「必ずまたここに全員で戻るぞ!」

セバスチャン「へっ、当たり前だ!なんたってソルジャーが3人もいるんだからな」

エッサイ「よし、車に全員乗り込め!!」

ザックスとエッサイは先にトラックに乗り込む。佇むロッドにセバスチャンが話し掛けてきた。

セバスチャン「どうだ?ザックスのこと気に入ったか?」

ロッド「あれで本当にソルジャーなのか?」

セバスチャン「正真正銘のソルジャーだ。しばらく一緒にいればロッドもそのうち分かるよ」


画面切り替え。ソルジャー、神羅兵を乗せたトラックが何台も走って行く。
木製の橋に差し掛かった所で、戦闘のトラックが停まる。


エッサイ「橋か・・・ずいぶん古そうだな」

セバスチャン「2台が同時に渡るのは無理だな」

ロッドが一台ずつ通るよう提案。ゆっくりと橋を通過していくトラック。
後方から叫び声が聞こえた。後方のトラックがモンスターに襲われている。

ロッド「なに! 今追い払う!!」

エッサイ「手伝おう」

エッサイと共闘。戦闘終了。

ザックス「ロッド、サンキューな!」

ロッド「たいした事じゃない。先を急ごう」

ザックス「そうだな。エッサイ、2号車の護衛とロッドのサポートを頼む」

エッサイ「分かった」

ザックス「セバスチャン、お前は向こう岸で護衛にあたってくれ」

セバスチャン「任せろ」

モンスターを倒している間にトラックが橋を通過する。

ザックス「1号車もうすぐ到着だ。2号車発進してくれ!」

2号車が橋真ん中あたりへと差し掛かった時、後方から狼の大軍が押し寄せて来た。
その多さに驚くロッド。ザックスも狼に気付く。

ザックス「ロッド!持ち堪えろ!今行く!」

狼と戦闘。
闘っている間に2号車も橋を渡りきる。ロッドも向こう岸へ向かおうと走り出した途端、揺れる橋。

ザックス「もう限界が近い!はやく来い!急げ! 危ない、ロッド、後ろだ」

後ろを振り返ると、2匹の狼が追い掛けて来た。

ザックス「間に合えっ!」

ロッドに向かって走るザックス。ザックスに向かって走るロッド。

ロッド「うわぁぁぁぁぁ」

橋が崩れる。谷底へ落ちて行く二人。


画面切り替え。
雪の上に倒れているロッドにザックスが駆け寄る。

ザックス「ロッド! しっかりしろっ!」

ロッド「うぅ・・・」

ザックス「大丈夫か?」

ロッド「平気だ。心配いらない」

ザックス「ふぅ〜よかった・・・あの高さから落ちたからな。ダメかと思ったよ。ロッドがタフでよかった」

ロッド「心配かけたようだな、すまない。しかも部隊とはぐれちまったんだろ?」

ザックス「まぁ、なんとかなるだろ。追いかけよう」


先へと進むと氷の洞窟に入って行く事に。

ザックス「うわー!なんだか面白そうだな」

ロッド「確かに」

ザックス「行こう!」

ザックスが走り出すと、上から氷柱が落ちて来た。

ザックス「氷柱だ!ロッド、当ったらやばいぞ!」

次々と降ってくる氷柱を避けつつ、先へ進むザックス。

ザックス「ロッド、気をつけて来いよ!」

タイミングを計りながら進む。

ザックス「雪国ってなかなか楽しいな」

ロッド「寒いだけだ」

ザックス「普段どおりに歩けないだろ。突然氷柱も降ってくるし。なにより雪景色だと女の子がいっそうキレイだ!」

ロッド「そうなのか?」

ザックス「そうなんだよ。ロッドはまだまだ甘いな。じゃ次行ってみよう!」

先へ進むと広い場所に出る。

ザックス「・・・・・・」

ロッド「ザックス、どうした? 急に黙って」

ザックス「何かいる・・・ロッド感じないか?この気配・・・」

前方から狼が3匹が走って来た。

ザックス「気をつけろ」

ロッド「あれぐらい俺が片づけてやるっ!」

ザックス「おっ、言うねぇ〜。んじゃ任せたぜっ」

戦闘終了。

ザックス「さっすがはタークス!でも・・・タークスってどんな仕事してんだ?」

ロッド「まぁ色々だな。大抵は外には出せない極秘任務だよ」

ザックス「ふ〜ん。なぁ、タークスって楽しいか?」

ロッド「あぁ!」

ザックス「そうなのか・・・だったら俺もタークスになろっかなぁ」

ロッド「ザックスならいつでも歓迎だ」

モンスターを倒しながら先へ進む。

ザックス「どうした? もうバテたか?」

ロッド「余裕だ!」

ザックス「よしっ! サクサク進もう」


先程の氷柱が降って来た場所と似たような場所に出る。

ザックス「うわ〜、見ろよ。見事な氷柱だ。よしっ!」

ロッド「ザックス! ちょっと、ま・・・」

さくさくとザックスは氷柱の下を通って先へ進む。

ザックス「なんだよ、何も起きなかったぞ!」

ロッドもザックスに続くと、巨大な氷柱降って来て道を塞ぎ、それに続くように氷柱がいくつも降って来る。
氷柱に当たるとHPが減る。慌てて進む。それを見て笑うザックス

ザックス「愉快だなぁ」

ロッド「手こずったけどな。さぁ、急ごう」

ザックス「無理して急がなくても平気だよ。エッサイとセバスチャンがいるんだから。あいつらは、強いし良い奴らだからな。追いつく頃には作戦が終わってるかもしれない」

ロッド「仲良いんだな。同期か何かなのか?」

ザックス「一度だけ任務で一緒になった」

ロッド「たった1回!?」

ザックス「それで十分だろ?仲間になるまでに必要な時間なんてさ。もう少しだから気を抜くなよ」

狼が4匹現れる。

ザックス「来た、来た、来た、来た! ロッド、かる〜く片づけちまうぞっ!」

ロッド「リョウカイ!」

ロッドが狼2匹と戦っていると、同じく狼の注意を引いて、ザックスは奥へ進む
ザックスが向かった方へ向かうと、丁度ザックスに飛びかかろうとする狼2匹。しかし、ザックスは剣を抜かない。

ロッド「ザックス!? 危ない!!」

ザックス「まてぇ!!」

ザックスの突然の大声に、大人しくなる狼。

「(すげぇ なんて気迫だ!!)」

狼のの前に駆け寄るザックス。

ザックス「お前ら、仲間の所に帰れ」

まるでザックスの言葉を理解したように、狼二匹は去って行った。
ロッドはザックスに訊ねる。

ロッド「なぜ斬らなかった?」

ザックス「あいつらは斬る必要がないからさ。俺が必要な時だけ剣を抜く。それだけだ。おっと、みんなが待ってる。行くぞ!」


洞窟の出口に向かって走る。

ザックス「ほら、ロッド。出口だ!!」

ザックス「ふう〜。やっと出られる」


画面切り替え。アバランチの拠点に向かっている、ソルジャー・神羅兵のトラック。
セバスチャン「大木が倒れてる!」

エッサイ「これじゃ通れない。ここからは歩いて向かうしかないな」

セバスチャン「よし!みんな下りてこい」

アバランチが現れ、周囲を囲まれる。

辺りに響き渡る銃声。

セバスチャン「なに!?」

神羅兵「うわぁぁぁぁぁ」

エッサイ「皆っ!!」

次々と倒れて行く神羅兵達。

セバスチャン「奇襲か!?」

2人の前に姿を見せた黒いアバランチ『レイブン』のカイニュー。

カイニュー「クックックッ」

セバスチャン「またお前かっ!! ひとりで来るとはいい度胸だなっ!」

エッサイ「セバスチャン、落ち着け。こいつの強さは分かっているだろ?」

セバスチャン「あぁ、もちろんだ!エッサイ!!行くぞっ!」

2人同時に攻撃を仕掛けるものの、返り打ちに合い倒れる2人。
その時、フヒトも現れる。

フヒト「カイニュー。ソルジャーは持ち帰ります」

カイニュー「はっ」

フヒト「おや? ソルジャーが二人しかいませんね。3人と聞いてましたが。まぁ、いいでしょう。フフフ」


画面切り替え。アバランチ拠点・カプセルが置いてある部屋。

フヒト「カイニュー。この二人はカプセルに入れておいてください」

カイニュー「はっ」

フヒト「フフフ。これで残りのソルジャーもおびき出せます」


画面切り替え。神羅兵のトラックがある場所に辿り着いたロッドとザックス。


ザックス「なんだこれ!?」

神羅兵達の死体を目の当たりして衝撃を受ける。そのうちの1人に駆け寄るロッド。

ロッド「大丈夫かっ!? 何があったんだ?」

神羅兵「うぅ・・・黒いアバランチに・・・待ち伏せされた・・・」

ロッド「くそっ、またレイブンか」

ザックス「エッサイとセバスチャンは?」

神羅兵「アバランチに・・・連れ去られた・・・」

ザックス「くそっ」

突如走り出すザックス。

ロッド「ザックス!! どこへ行く!?」

ザックス「決まってんだろ!この足跡を追う!二人は必ず取り戻す!」

ロッド「ザックス!!」

一人で先へ進むザックス。ロッドは急いで主任に報告

ロッド「主任報告です。アイシクルロッジの部隊が・・・壊滅しました」

ヴェルド「なにっ!?ソルジャーがいたはずだろ」

ロッド「レイブンに待ち伏せされたそうです」

ヴェルド「待ち伏せだと・・・(やはり・・・情報は漏れているのか・・・?しかし、この作戦は重役しか知らないはず・・・)」

ロッド「セバスチャンとエッサイが拉致されました。ザックスが追跡しています」

ヴェルド「ロッド、お前もそのままアバランチの拠点へ向え」

ロッド「リョウカイ」


画面切り替え。ザックスを追って、アバランチの拠点に侵入したロッドは、再び主任に連絡。

ロッド「主任、拠点に到着しました」

ヴェルド「状況は?」

ロッド「ひっそりしています」

ヴェルド「(どこかに集まっているのだろうか?)ロッド、カプセルの部屋を確認してみろ。二人がまた入れられている可能性がある」

ロッド「リョウカイ」

モンスターを倒しながら、カプセルのの部屋へと到着。
奥に設置してあるカプセルに近付くロッド。

ロッド「いた!よかった・・・エッサイもセバスチャンも無事のようだな」

カプセルを破壊。中から出てくる2人。

エッサイ「うぅ・・・」

ロッド「エッサイ! セバスチャン! しっかりしろ、大丈夫か!?」

2人の様子がどこかおかしい事に気付く。
立ち上がると同時に二人がロッドに襲い掛かる。

ロッド「ちょっと待ってくれ!! ロッドだ!! 二人ともどうしたんだ!?」

セバスチャン「クックックッ」

ロッド「様子がおかしい。アバランチに何かされたのか・・・?」

ザックスが現れる。

ザックス「ロッド!!」

ロッド「ザックス!!」

ザックス「俺がやる!!」

大剣を構えるザックス。相手が誰なのかようやく気付く。

ザックス「はっ!? おまえ達!? エッサイ・・・セバスチャン・・・?」

2人に斬られるザックス。

ザックス「うぅ・・・」

ロッド「ザックス!!」

ザックス「来るなっ!! 平気だ」

ロッド「でも・・・」

ザックス 「エッサイ!!」

エッサイ「クックックッ」

ザックス「セバスチャン!!」

セバスチャン「クックックッ」

ザックス「分からないのか・・・? 俺だよ・・・ザックスだよ・・・」

一方的に攻撃を受け続けるザックス。

ロッド「ザックス! 反撃してくれ」

エッサイ「クックックッ」

ロッド「もうその2人は・・・」

セバスチャン「クックックッ」

ザックス「うるさい!」

ロッド「!?」

ザックス「俺は・・・嬉しいんだ・・・」

エッサイ「・・・・・・」

ザックス「二人が・・・」

セバスチャン「・・・・・・」

ザックス「生きてたから・・・」

ロッド「!!」

ザックス「なぁエッサイ! セバスチャン!! 思い出してくれ!!」

エッサイ「うぅ・・・」

セバスチャン「うぅ・・・」

ロッド「!!」

2人は苦しみながらその場に倒れ込む。

エッサイ「うぅ・・・」

セバスチャン「うぅ・・・」

ザックス「ふたりともしっかりしろ!?」

セバスチャン「ザックス・・・」

エッサイ「どうした? セバスチャン・・・」

セバスチャン「お前と・・・いると・・・楽しかった・・・」

ザックス「これからだって・・・楽しいこといっぱいしよう・・・」

エッサイ「ザックス・・・」

ザックス「エッサイ。立ち上がってくれよ」

エッサイ「最後に・・・話せて・・・よかった・・・」

ザックス「最後とか言うな!」

エッサイ「・・・・・・」

セバスチャン「・・・・・・」

エッサイ、セバスチャン、動かなくなる。死亡。


突如、警報が鳴り響く。
「起爆装置作動 起爆装置作動」

ロッド「・・・時限爆弾だ。罠か。どうりで人がいないわけだ。ザックス! 逃げるぞっ」

ザックス「・・・・・・」

ロッド「ザックス!」

ザックス「わりぃ、ロッド・・・先に戻っててくれ」

ロッド「ザックス!」

ザックス「俺はもう少しここにいる・・・」

ロッド「・・・・・・分かった。外で待ってる!」


カプセルの間を飛び出したロッド。
通路の途中で振り返る。

ロッド「ザックス・・・(早く来いよ)」


画面切り替え。
部屋に残ったザックスはエッサイとセバスチャンの側にいた。

ザックス「・・・・・・出て来いよ。そこにいるのは最初からバレてるぞ」

身を隠していたカイニューが姿を現わす。

カイニュー「クックックッ」

ザックス「お前だな。この二人におかしなマネをしたのは」

カイニュー「神羅に死を」

ザックス「俺の質問に答えろよ」

カイニュー「神羅に死を」

ザックス「もしかして・・・お前はもう人間の意識がないのか?」

カイニュー「神羅に死を」

ザックス「それはちょうどいい・・・人を斬るのは嫌いでね。だがモンスターなら・・・話は別だっ!」

ザックスの一撃を受け、倒れるカイニュー。

カイニュー「ぐふっ」

ザックス「・・・・・・エッサイ。セバスチャン・・・・・・」


画面切り替え。施設内を走るロッド。

ロッド「時間がない。急がないと」

時間制限イベント発生。
モンスターを倒しながら先へ急ぐ。
ある程度進むとザックスが駆け付けて来た。

ザックス「なにモタモタしてんだよ」

ロッド「ザックス!!」

ザックス「俺についてこい」

ロッド「分かった!」

モンスターを二人で倒しながら進む。

ロッド「出口が!閉まってる!!!」

モンスターに囲まれる。戦闘開始。戦闘終了。

ザックス「ひゅ〜!ロッドやるじゃん」

ロッド「ふざけてる場合じゃない。出口が閉まってる。俺達は閉じこめられた」

ザックス「そんなこと心配してたのか? ロッド、ちょっとどいてろ」

シャッターをぶち壊すザックス

ザックス「出るぞ。これでこの薄暗い小屋とはサヨナラだ」

2人が脱出すると同時に、爆発する施設。

ザックス「間一髪セーフだったな・・・」

ロッド「・・・でも犠牲が多すぎた・・・」

ザックス「・・・ロッド」

ロッド「ん?」

ザックス「一人で基地に戻れるな?」

ロッド「ザックスは戻らないのか?」

ザックス「俺はもう少しここにいる。やりたいことがあるんだ・・・」

ロッド「・・・・・分かった」

1人走り出すロッド。ふと立ち止まる。

ロッド「ここの寒さは厳しすぎる。体の芯まで冷えきっちまう前に戻ってこいよ」

ザックス「ロッド、サンキューな・・・」


1人残ったザックスは、エッサイとセバスチャンの墓を作っていた。
2人の剣を十字架に組み立てて墓標とする。

ザックス「じゃあな。また来るよ」


画面切り替え。神羅本社ビル会議室。

ルーファウス「社長。今回の作戦失敗だったようだな」

社長「うぬぅ・・・」

ルーファウス「待ち伏せされて奇襲を受けたと聞く。情報漏洩が起きていることは確実だ」

ヴェルド「・・・・・・」

ルーファウス「社長。この問題についてどう対処するつもりだ?」

社長「これはヴェルドの情報管理能力の問題だ」

ヴェルド「・・・・・・」

社長「従って・・・ヴェルドを総務部調査課主任から解任する。ヴェルドは明日から本社ビルの監視係だ」

ヴェルド「はっ」


ビル内のホールに、タークスメンバーが勢揃いしていた。
そこにヴェルドが現れる。

ロッド「主任!タークスを離れるって本当ですか?」

ツォン「なぜ主任が解任なのですか!?作戦の失敗と主任は無関係です!」

ヴェルド「・・・・・・上層部の決定だ。受け入れるしかない」

ロッド「・・・ひでぇ」

その場を離れようとするヴェルド。
その背中に向かってツォンが叫ぶ。

ツォン「主任!! 待ってください!これからタークスはどうなるんですか!?」

ヴェルド「・・・・・・後は任せた」

ロッド「主任・・・」

ツォン「主任!!」




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